BLOG

RE:FACTORYスタッフの日常。

ALL リノベのしおり 物件探し その他 リノベ日記 コラム イベント お知らせ メディア 未分類

コラム

2022年12月 9日

【事例紹介】こだわり素材を暮らしに取り込む

 

こんにちは、REデザイナーです。

とうとう冬が到来しましたね
私は秋冬が好きなので、すこーしワクワクしております...
 
さて今日はこだわり素材を使用した事例を3つご紹介!
それぞれ違った雰囲気ですが、良いもの(本物)を
長く大切に使うということを大切にしたリノベ空間です

□木と塗りが心地よく共存する

20221209小坂邸-1.jpg

LDKは無垢のフローリングと天井はモルタル。
そして一番のポイントである、キッチンダイニング。
 
コンロ部分以外は木で製作した、完全オーダー品。
仕様もサイズもお施主様の使い勝手最優先。
「とにかくダイニングで過ごすことが多い」とおっしゃる、
ご夫婦のために設計しました。
 
既製品のキッチンももちろんお手入れのしやすさや機能性は抜群ですが、
やはり素材にこだわりたい方には、こういったオーダー品がおススメ!

20221209小坂邸-2.jpg

細かい部分ではありますが、小口にも繊細な工夫を施して...
丁寧に制作されています。

20221209小坂邸-3.jpg

そしてLDKのもう一つの目玉は備え付けの飾り棚
こちらも単なる棚ではなく、土っぽい塗壁を採用し、
奥様のお好きなモロッコの雰囲気をプラス!

 

□広がりを生むモルタルが主役のリビング

20221209伊藤邸-1.jpg

一部天井を上げて、その部分と接する壁の2面をモルタルで仕上げ
横と縦に広がりを感じられるように設計。
 
モルタルの良さは塗ったときの環境によって色味が変わること、
そして鏝特有にムラが出ること。
その味わいを楽しむためにわざと隠した照明を計画しました。

20221209伊藤邸-2.jpg

梁を活かして、スチール(鉄)の板を設置し、その奥に照明を隠しています
光源は見えないように、このスチール板のサイズもしっかり検討しました!
この光が壁を照らすことで、良い味わいがデザインになるのです。

 

20221209伊藤邸-3.jpg

そしてキッチンにもモルタルが!
腰壁をモルタル、天板を石にした作業カウンターは壁付けキッチンが
ダイニングから丸見えにならないための目隠しでもあります
奥の壁にはタイス貼り、飽きの来ないデザインに!

□和を醸し出す、白木と一枚板テーブル、気が映える空間

20221209鍛島邸-1.jpg

床材を2種類使用し、緩やかにゾーニングされたLDKはキッチンに加えて
ダイニングテーブルもオーダー品。
一枚板と呼ばれる、大きな木から切り出した天然ものを
丁寧に加工して、木目の美しさや重厚感はそのまま
ひと際目を引く存在感。

20221209鍛島邸-3.jpg

オーダーキッチンの天板はこちらも石を採用
本物の素材で作ると圧倒されてしまいますね...
もちろん取手もセレクトし作りました。

20221209鍛島邸-4.jpg

20221209鍛島邸-5.jpg

廊下から続く引き戸も木製で、ルーバーをデザインとして取り入れました。
扉の向こう側が見えることで、家にいる家族の気配を感じながら生活できます。
 
ここまで、かなりテイストが異なるリノベ空間をご紹介いたしました。
ただどれでもマンションで、素材にこだわり、それを長く使い続けながら暮らしに
取り込んだという点は共通です。
 
もし「リノベするならこの素材使いたい」などあれば
お気軽に相談してみてくださいね!
家づくりの大きなポイントになることがありますよ~

それではまた次回ブログにて!