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RE:FACTORYスタッフの日常。
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2022年9月 2日
こんにちは
RE(アールイー)デザイナーです
中古物件探しvol.1"物件を見に行こう"編はご覧いただけましたか?
実際に私たちREスタッフが同行し、物件を購入されたお客様ご夫婦を例に
物件案内→購入検討までの流れをお話しました!
今回は、次のステップ「ホームインスペクション(住宅診断)」
についてお話していきます!
さて、経年変化に味わいを感じたご夫婦は
築50年弱の戸建て物件を購入する方向で検討し始めました。
古い物件ならではの良さを発見し、同時にご自身の理想の住まいがよりイメージできるようになりましたが、
50年弱という古さゆえに、この物件を購入するには少し不安が...
ここから、私たちRE:FACTORYの腕の見せ所!
物件購入の前に表面的にはわからない家の内側の状態を調べます
「ホームインスペクション」で Let's 診断!
【調査項目】
◇外回り
◇室内
◇床下
◇小屋裏・天井裏
◇設備
※「日本ホームインスペクターズ協会」の書式にのっとって作成しています
少しだけ具体的な調査内容をご紹介。
<外回り>基礎の状態
▼実際の基礎の割れ
建物を支える基礎を確認すると、ひび割れを発見しました。
大きさを測り、補修できる程度のひび割れであることを報告しました。
<床下>湿気具合を確認
▼床下の木材の含水率を調べている様子
機械を使って含水率を測定します。こちらは良好。
床下の湿気が多いと建物に良くないため、調べておいた方が良い箇所です。
<測量>庭の一部を駐車場に検討
▼車が置けるか測量
駐車できるスペースがとれそうなことを確認しました!
物件購入の時点でこうしたことも検討できていると安心ですね。
他には...
屋根裏をのぞいて断熱材が施されているかをチェックしたりします
▼実際の屋根裏の様子
屋根裏の断熱材は見受けられなかったので、
リノベーション工事では施していくことをおすすめ。
他にも思わぬ発見が...!屋根裏をのぞいてみると立派な丸太梁が見えました...
古い建物だから傷んでいたり、劣化があったりするのは当たり前。
では、この住宅だとリノベーション時にどういった部分を直した方がいいのか?
はたまた直せるレベルなのか?
今回ご紹介した内容はごく一部ですが、
様々な観点から建物の状態を調査します。
時には設計に活かせる発見があることも!
ホームインスペクションは空間づくりのヒントにもなるのです!
一生ものの買い物といっても過言ではない物件購入。
後悔のないよう、理想の暮らしを実現するためにも
物件購入前のホームインスペクション(住宅診断)は
とても大切なプロセスとなります!
もし何かご不明な点等ありましたら、
私たちRE:FACTORYがお手伝いいたしますので
お気軽にご相談くださいね!
今回ご紹介した戸建てのおうち、
実は8月より工事に入っています!
リノベ日記にて工事の進捗をお届けしていきますので
そちらもぜひご覧くださいね...
それではまた次回ブログにて!